エネルギーを使用していく中で環境の問題を配慮しないといけません。
その中で世界的に2つの問題を抱えています。
それは有害燃焼廃棄物の問題と地球温暖化問題です。
有害燃焼廃棄物問題を深堀すると
国の経済成長のために、環境を無視して二酸化炭素や二酸化硫黄が排出される化石燃料を過剰に使うと、大気汚染が進行してその地域に住めなくなってしまいます。
その地域だけではなく、周辺の国々にも迷惑をかけてしまいます。
例えば世界第2位の経済大国である中国は二酸化炭素の排出量は世界一です。
そして、なんと大気汚染による死者数も第一位なのです!
なぜ、中国が二酸化炭素の排出量世界一かと説明しますと、石炭の生産および消費量が世界の50%を占めている石炭大国中国なんです!すごいですね!
この中国から排出される二酸化炭素やSO2の日本への影響としては、酸性雨です。
酸性雨に関しては発生原から遠く離れた地域にも影響を与えてます。
「皆さん!雨には十分気を付けてください」
SO2に関して具体的に書いた記事がありますのでありますので見てください。
(関連記事)エネルギー管理士熱分野!合格者が教える!過去問から学ぶ超効率的勉強法とは?
日本の有害排出量について
ちなみに、日本は有害排出量に関して最優秀賞を受賞しても良いぐらいの成績を残してます。
こんな最優秀賞を取れるぐらいの日本になれたのも、1970年代に起きた石油危機のおかげなのです!
なぜ、石油危機のおかげなのか具体的に説明した記事がありますので、是非読んで下さい!
※特定フロンとは?冷蔵庫の冷媒などに使われています。オゾン層を破壊することから、先進国では20世紀中に生産が中止され2020年までに全廃する予定です。
地球温暖化について
もし、温室効果ガスがゼロであれば、地表温度は-18℃とかなり低いです!!
生活できないレベルですね!!
温室効果ガス様様な面もあるんですね!
地球温暖化のメカニズムについて説明しますと、太陽は人類が消費する、なんと!!!
およそ1万倍にも達する膨大なエネルギーを地球に注いでいます!1万倍って凄まじいですね!
そして地球はこれと同量のエネルギーを宇宙に放射しています。
しかし、太陽から放射される波長は短く0.2~2µmです。なので地球に注がれる約20%は大気に吸収されます。
そして、残りの約50%のエネルギーが地表に届き吸収されます。
大気及び地表に吸収されたエネルギーは最終的には地球から宇宙に放射されて地球の温度が保たれている仕組みなのです。
地表からの放射は低温度表面からの放射であり、その波長は赤外線域の4~30µmで、大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスに吸収されて大気の温度を高めて、地球は保温された状態になります。
これが、地球温暖化のメカニズムです。
まとめ
大気汚染に関しては今後の経済成長において、最重要課題になってくると思います。
地球温暖化に関しては、温室効果ガスは、なくてはならない存在ですが、濃度が高くなりすぎると、様々な問題が発生してしまうので、注意が必要です。