どうも田中です。
今回は、社会不適合者はビルメンやめとけというテーマです。
これからビルメンを目指す方で、自分は社会不適合者に当てはまってるがビルメンならできるかもしれないと思ってる方向けの記事となります。
なぜ今回この記事を作成したのか?
8年間ビルメンをしていく中で、社会不適合者の方も何名かいらっしゃいましたが、その方達は、一か月持たずに辞めていきました 。
長く続く方でも半年です。
社会不適合者かもしれないと思っている自分でも、「 ビルメンならできると思い込み」
資格を取ってビルメン業界へ転職したとしても、「こんなはずじゃなかった・・」
「思ってたのと違った・・」
などと言って、辞めていく人がいました。
このような事が起きると、せっかくビルメンを目指そうと思って、資格を取ったり、ビルメンになるために費やした時間というのが非常にもったいないと思います。
それと、インターネットなどでビルメンは楽な仕事だと言われてますが、社会不適合者でもできるかどうかというのは別の問題となります。
そこで今回は、社会不適合者がビルメン業界に転職してくると、こんな末路が待ってるよということをご紹介いたします。
なので、ビルメンを目指す中で自分は社会不適合者かもしれないという方は、是非最後まで見ていただければと思います。
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社会不適合者①協調性がない
ビルメンの仕事は、協調性がないと務まりません。
なぜかと言うと 、チームプレーで成り立ってます。
確かに、一人現場と言われる、ビルの管理室に一人で常駐し、点検や対応を行う現場もありますが、 そのような現場でも引き継ぎという重要な伝達業務があります。
この引き継ぎがちゃんとできないと、ビルもちゃんと運営できないので、引継ぎができないビルメンに関しては、追放されてしまいます。
なので、一人現場に配属されればコミュニケーションをしなくて済むから、大丈夫だと思っているかもしれませんが、引き継ぎという業務があるので、注意してください。
またビルメンは、一人で黙々と点検をやる仕事だと、思ってるかもしれませんが、一人で黙々と点検業務をするということは、独り立ちしてるということです。

独り立ちするということはちゃんと点検できるということなので、点検のやり方を理解するまでは、コミュニケーションなくしては成り立ちません。
過去に、恐ろしく協調性が低いビルメンが中途採用できました。
そのビルメンは、現場での最初の挨拶の時も、下を向いて「よろしくお願いします。」
の一言で終わってしまい、「この人はやばい人かもしれない・・」と誰もが思いました。
そして、初日はオリエンテーションをしたんですけども、教えていても反応が返ってきません。
普通は、「はい」など相槌が返ってくるものだと思いますが、その方は何も返ってこないで、ただ遠くを「ぼーっと」見ています。

とりあえず1日目はそれで終わりました。
もちろん帰る時に、普通は「お先に失礼します」という言葉などを発しますが、そのビルメンは、 無言で気が付いたら消えてました。
その時設備リーダー、「この人は長く続かないだろうなと」確信をしました。
というか、よく面接通ったなと思いますよね。
そして二日目、先輩ビルメンと一緒に、点検を覚えるために回るのですが、やはり聞いてるのか聞いてないのかよく分かりません。
ちなみに朝来るときも、挨拶はなしで無言です。
呆れた先輩ビルメンは、「ちゃんと聞いてるんですか?」と聞いたら、びっくりした答えが返ってきました。
「当たり前じゃないですか!なんであなたにそんなこと言われなければいけないんですか」その返答に、先輩ビルメンはビックリしましたが、先輩ビルメンはちゃんと聞いてるか確認の質問しました。
「じゃあこの点検の注意点は何ですか?」
そう先輩ビルメンは質問すると、 「わかりません」と返ってきました。
ビルメンの人々は、短気の方が多いです、その返答に先輩ビルメンは激昂しました。
そしてその新人ビルメンに対して、ここまで行ってしまったらパワハラじゃないのか?と思うぐらい、言ってしまい、その新人ビルメンは次の日から来なくなりました。
つまり2日で辞めてしまいました。
ここまで極端にコミュニケーションが取れない方は、少ないかもしれませんが、ビルメンが常駐している防災センターというのは、はっきり言って村社会です。
なので、皆と仲良くできないと村八分にあいます。
そして現場を追放されます。
コミュニケーションが取れない方は、皆と仲良くできるわけないので、ビルメンはやめておいた方がいいと思います。
社会不適合②責任感がない
これに関しては、点検などで不具合などを見つけた時に、責任感がないとその時は良かったということにするビルメンがいます。
これはビルメンとして、やってはいけないことですし、オーナーからしたら何のためにビルメンにお金を払って、点検を依頼してるのかわからなくなります。
責任感がないと、平気で点検をやったことにしたりとか、点検表をごまかしたりとかします。
しかしこのようなことは、いつか必ず発覚てしまいます。
何で発覚するかと言うと、設備の不具合発生した時に、いつこの点検が行われたかっていうのを必ずチェックします。
そして、その時の点検者は何を見ていたんだと責められます。
責められたとしても、その時は不具合はなかったと話したとしても、専門のメーカーなどが是正の現調などに来る場合、詳しいことが分かってしまうので、不正に点検をしたということが発覚してしまいます。

過去に不正に点検をしていた方がいて、それがバレてビルメン業務ができない仕事つまり清掃に飛ばされたビルメンがいました。
その方は、清掃に飛ばされて、一週間で辞めてしまいました。
さらに責任感がないビルメンは、例えば18時で退勤のときに、不具合が発生してしまった場合、「定時だから帰ります」と言って帰ってしまいます。
これが泊まりの人間一人で解決できるレベルの不具合だったらいいかもしれませんが、火災などが発生した場合でも、責任感がない人間は帰ってしまいます。
過去に、この不具合に関しては帰っいちゃいけないでしょ!
っという不具合が発生したにも関わらず、帰ってしまったビルメンが居て、これがきっかけで裏切り者と言われ現場から追放されてしまいました。
このようなことがありますので、責任感が無い方はビルメンはやめた方がいいです。
社会不適合③時間にルーズ
ビルメンはシフト制です。
時間にルーズなメンバーが居て、遅刻や欠勤などをしたら、前日に泊まり勤務をしていた方に迷惑がかかってしまいます。
具体的には、前日に泊まり勤務していた方が残業で残って、その日の日勤者が行う予定の点検や対応を行わなければいけません。
なぜかと言うと、ビルメンの現場には、契約人数いうものがありこの契約人数はオーナーとの取り決めとなっております。
なので、遅刻や欠勤などで契約人数から一人減ってしまうと、オーナーとの契約違反になりますので、その日休みの人間をわざわざ呼ぶわけにはいきませんので、前日の泊まりの人間に残業をしてもらいます。
前日の泊まりの人間の方に、予定などが無ければいいですが、どうしても外せない予定があった場合、恨みを買うことになりますね。
さらに、ビルメンにはその日やることが決まっております。
その中で、時間にルーズな方が本来は2時間ぐらいで終わる点検を、5時間かけてやったりすると、昼休憩に入るべき人が入れなくなります。
ビルメンの人たちは、昼休憩を非常に大事にしてます。
なので、それを狂わす人間は現場から追放しようという運動が始まります。
以前いたビルメンで、勤務前日の夜に飲み過ぎて朝起きれなくて、遅刻をしてきたり二日酔いがきつくて、頻繁に休んだりするビルメンがいました。
その方が、遅刻や欠勤などすると、しわ寄せが他のメンバーに入ってしまいます。
そのしわ寄せに耐えられずに、現場から追放する運動が始まりました。
そして、設備リーダーから人事部長の耳にわたり、短気なビルメンが集まる現場に飛ばされてしまいました。
そこの現場に飛ばされて、一か月後に遅刻や欠勤を頻繁にしていたビルメンは辞めてしまいました。
このような理由で、時間にルーズですと周りに迷惑をかけてしまい、退職に追い込まれてしまいますので、時間にルーズな方はビルメンはおすすめできません。
社会不適合④噓をつく
ビルメンにとって、嘘をつくことは絶対にしてはいけません。
嘘をついて、それが嘘だと発覚した時に信用がなくなり現場から追放されます。
中途採用で入ってきたビルメンで、しょっちゅう嘘をつく人がいました。
例えば、テナントさんから設備的な質問を受けた時に、わからないのにも関わらず、
「確認します」
などの言葉が言えればいいんですけども、そのような言葉が言えず嘘をついて間違った情報をテナントさんに伝えるビルメンがいました。
しかもそのビルメンは、入社して一週間しか経ってないので、質問を聞かれても分かるはずがありません。
そんな状況にも関わらず、テナントさんに平気で嘘をついて間違った情報を与えてました。
ちなみにそのビルメンは、防災センターに居るメンバーにも嘘ついて、嘘に嘘を重ねるような形で、嘘ばかりついてました。
どのような嘘をついたかと言うと、設備リーダーの方から、そのビルメンへ設備的な質問した時に、わからないのにも関わらず、嘘の情報を与えて来ようとしました。
しかもちゃんと根拠をつけて、嘘の情報を与えてきます。

しかし設備リーダーは、その話は嘘だということを分かってましたので、新しく入ってきたこの人は、嘘つきなんだなと思いました。
その嘘というものは、いつかは発覚してしまいます。
その発覚した時に 、信用がなくなり現場から追放されてしまいます。
その方も、ミスをした時に、嘘をついて自分が悪くないという風に言った時がありました。
それを聞いた設備リーダーが、ここまで言ってしまったらパワハラの一歩手前ですよっていうぐらいまで、爆発させてしまいました。
その爆発ぶりは、その現場内ではずっと語り継がれるくらいの迫力でした。
そして次の日、嘘ばかりついてたビルメンは、辞めてしまいました。
なので嘘をつく癖がある方は、ビルメンには向いていませんので、ご承知おきください。
社会不適合⑤ネガティブな思い込みが強い
これに関しては、先程からも言っておりますがビルメンはチームプレイです。
なので人間関係というのがものすごく重要になってきます。
そこで、ネガティブな思い込みが強い方というのは、かなり苦労します。
というのも、ビルメンの人達は親切に教えてくれません。
最初の三日間ぐらいは教えてくれると思いますが、その後は基本的には放置です。
なので、点検や対応などは自分から進んで先輩方についていかないと教えてもらえません。
そんな状況下で、ネガティブな思い込みが強い方は、
「俺は嫌われている」とか「誰も俺にかまってくれないとか」とか思い込んでしまい、もちろん自分からは、点検について行かせてくださいなどとは言えずに、時間だけが過ぎていきます。
そして、じっと防災センターでマニュアル見ながら待機してます。
そして誰も声をかけずに放置状態 。
そしてさらに思い込みが激しいと、放置状態に関しても、「俺は嫌われてるから放置されてるんだ」などと思い込んでしまい、余計現場に馴染めずに、一週間ぐらいで退職となってしまいます。
ちなみに過去にやたらとネガティブな思い込みをするビルメンが居ましたが
この方も3週間ぐらいで辞めて行きました。
なのでネガティブな思い込みをしてしまう方は、ビルメンには向かないと思いますので辞めておいた方がいいです。
⑥自意識過剰で、プライドが高い
ビルメンの仕事をしていく上で、最初は先輩に教わらないと点検や対応業務などできません。
先輩から仕事を教わる際に、自意識過剰でプライドが高いと、それが障壁となります。
具体的には、先輩がアドバイスしているのに、素直に聞けずに、自分の解釈を上乗せしてきたり、正しい方法で作業手順など教えてるんですが、自分のやり方を押し通し事故を起こしたり、そのような事例があります。
ビルメンの仕事は、事故などを起こしてしまったら、評価を落としてしまいます。
事故のレベルによっては、その現場を追放されてしまう事もあります。
自意識過剰でプライドが高い方は、高い確率で事故を起こし、現場から追放されるか、自分で退職するか、どちらかの結末となります。
なので自意識過剰でプライドが高い方は、ビルメンには向きませんので、辞めておきましょう。
まとめ
今回は社会不適合者にはビルメンが務まるかということについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
私の意見としては、社会不適合者にとってビルメン業務は苦痛だと思います。
ビルメンを目指すと決めて、資格を取り、やっとの思いでビルメン転職できたけども、早期退職してしまうのは、非常にもったいないと思いますので、今回ご紹介した社会不適合者に当てはまる方は、よく考えた上でビルメンを目指すことをお勧めいたします。