本当にあったビルメン懲罰人事について

どうも田中です。
今回は実際に懲罰人事になった方、何名か見てきましたので記事にします。

なぜ今回この記事を作成したのか?
つい最近あげた動画で、ビルメンの副業に対する動画をアップロードしました。その際にこのようなコメントがありました。

動画はこちら!

副業とかバレた時に社内にちょうどいいブラック部署がない場合は
住んでる場所から一番遠い場所を勤務地にするとかも大企業あるあるですね…
ビルメン会社じゃないけど、千葉市に家建てた知り合いが懲罰人事で
葛飾区か江戸川区に転勤の予定が決まってたのに玉川上水方面に勤務地飛ばされてたわ…
朝早出の日は遅刻しないように満喫で前泊とかえぐいことやってた
沈まぬ太陽みたいにアフリカまでは飛ばさないだけましか…

このコメントを見たとき、私が居た大手ビルメンでもこのような懲罰人事になった事案がありました。

この記事では、具体的にどのようなことをして、懲罰人事になったのかを共有し、なぜそのような事を起こしてしまったのかという理由なども、共有したいと思います。

というのも、明日は我が身でありませんが、自分も魔が差して、行ってしまう可能性があるなと思ったので発信しようと思いました。

なのでこれから、ビルメン目指す方や現役ビルメンの方もぜひ最後まで見ていただければと思います。

サクッと動画で見たい方はこちら!

ビルメン懲罰人事とは?

「人事権を持つ上司や担当者などが、特定の労働者に報復をするために、降格や異動を命じること」

ビルメン会社で人事権を持つ人は、人事部長です。
なので、人事部長に嫌われたら終わりです。

もちろん一介のビルメンが、 人事部長と会う機会はないので、直接的には嫌われるような事は無いですが、設備リーダーなどに嫌われてしまうと、設備リーダーから人事部長のもとに伝わり、設備リーダーがこの人は問題児です。

なぜなら…

などと理由を話し、その現場にいられなくなるというケースがあります。

しかしこれは、社内に広まるぐらいの問題を起こさなかった場合のケースで、懲罰人事まで発展するということは、ある程度社内に広まるレベルの問題を起こしてます。

その場合に懲罰人事というものが行われます。

では私が見てきた懲罰人事の事例をご紹介いたします。

懲罰人事の事例①泊まり勤務の時に飲酒をしていた

昔はよく泊まり勤務の時に、一杯だけ飲んでから仮眠するという悪しき慣習があったようですが、現代では泊まりの時に飲酒するなんて言語道断です。

なぜかと言うと、トラブルが発生した際に、酔いつぶれて何も解決できず、むしろトラブルを放置して、二次災害などが発生した日には、何のために管理料払ってるのか?疑問に思われますよね。

テナントさんは、オーナーに管理料払ってます。ということは最低限、 管理料に見合う仕事をしなければいけません。

なのに、酔いつぶれて二次災害など起こしてしまったら、信用失墜ですよね。

私が過去に見た事例を話すと、 その現場は3人で泊まる現場でした。

3人で泊まると聞いたら、監視卓に24時間居なきゃいけないから、普通は1人ずつ交代で寝るべきだと思うんですけども、そこの現場はなぜか0時の仮眠の時に3人一緒に寝るという現場でした。

ちなみに監視卓は、警備に任せてました。

なので、いつもと違うような警報が、発報した場合は警備さんが設備を起こしに行くという現場でした。

そしてある日の夜、火災警報が発報し設備を起こしに行きましたが、仮眠室が酒臭く設備達は酔っ払ってました。

なので当然、対応にも遅れが生じ、テナントさんの設備に影響を及ぼすような事まで発展しました。

幸いテナントさんの設備の故障は火災が原因での、故障でしたので、設備等は責められませんでしたが、しかし対応がもっと早ければ、テナントさんの設備の故障は免れてました。

そのことをテナントさんに話してしまうと、炎上してしまいますので、その時は伏せてましたが、そこで問題なのが、なぜ対応が遅れたのかというのが問題になりました。

問い詰めていくうちに、仮眠している設備を起こしに行った警備が設備3人とも酔っぱらってたということを話し、飲酒が発覚しました。

そしてどのような懲罰人事が行われたかというと、3人中

・1人は現場は変わらず降格

・もう1人は誰もが行きたがらないブラック現場に配属

・さらにもう1人は昇格するはずが昇格せずに見送り

このようなことが起きました。

ちなみにこの会社では、昇格するのに最低でも4年かかります。
なので降格した方や、昇格が見送りになった方は、4年間を棒に振ったことになります。

さらに恐ろしいのは、一度このような問題起こしてしまうと、後世に語り継がれるのはもちろんですけども、4年経ったら昇格させようという気持ちが人事部長から消えてしまうということです。

要するに、ずっと同じ職位のまま働いてないといけません。

もちろん同期などは、昇格していきます。それを横で見てると、何とも言えない気持ちになります。

田中
そうなった場合は、転職する以外報われる方法はないです。

なぜこのような事をしてしまったのか?

起きた原因としては、現場の悪しき慣習に流されてしまったということです。

3人のうち1人がこの現場の古参ビルメンでかなり面倒見がよく、仕事もでき皆から信頼されている人でした。

年齢的にも40代後半でビルメン歴も10年以上あるベテランの方でした。

その方が、このメンバーで泊まった時は、軽く一杯だけやろうと提案してきました。

残りの2人は、飲酒なんてバレたら大変なことになると分かってたんですが、一杯だけなら問題ないだろうと思い、古参ビルメンの提案に乗ってしまったのが事の始まりです。

最初は軽く一杯だけ、具体的には350mlの缶ビール1本飲んで仮眠してたんですけども、人間慣れると、油断をしてしまいます。

やがて調子乗って、焼酎一本と缶ビールも一ケース隠し持つようになりました。

田中
これはやりすぎだよ

そしてその日は、3人の中の1人の方がエネルギー管理士を取得したということで、お祝いをしようという話になり、皆さん仮眠時間ということを忘れ、居酒屋かよ!っというぐらいの勢いで飲んでました。

そういう時に限って、事件が起きてやがて飲酒が発覚してしまいました。

この話を聞いた時に、私は飲酒なんてありえないと思いましたが、しかし自分が現場に配属されて、古参ビルメンの方に優しく教えてもらい、色々面倒見てくれたら、その甘い誘いに乗ってしまうかもしれないなと思いました。

「 No と言える勇気を!」

ではないですが、それが表に出た場合に大変なことになりますので、寝る前に一杯だけ飲むなんてやめましょう。

懲罰人事の事例②マスターキーをなくした

もう一つの事例としては、マスターキーをなくしたという事例です。

しかも2回です。

マスターキーとは、その鍵1本でどこでも入れてしまう鍵です。

もちろんテナント様の室内にも入れてしまいます。

そのような鍵をなくしてしまった場合に、どうなるか想像できますか?
まずその鍵で開くシリンダーを全て換えないといけません。

そのシリンダーを換えるだけで、ビルの規模にもよりますが、費用が5000万以上がかかります。

ちなみに、この費用はビルメン達が動く人件費は抜きです。

ビルメン等の人件費を入れたら、とんでもない額になります。
さらにもっと辛いのが、テナント様やオーナーから信用を失うことです。

マスターキーを紛失したということは、いい加減な管理をしていたから無くなったと思われても何も言えません。

それが原因で 、テナントさんが退去してしまうという事も起きてしまいます。

そうなると、オーナーにも迷惑かかりますし、 オーナーに迷惑がかかるということは、ビルメンとしてその現場にいられなくなる可能性があります。

ビルメン会社はオーナーとの契約なので、当然ですがオーナーはお客様となります。

そのオーナーから、この設備員は問題があるから、この現場以外の場所にしてくれと要望が入り、異動となりました。

そしてこの方は、なぜか異動した先でも、またマスターキーを紛失してしまいました。

鍵に対する意識が恐ろしく低いビルメンでしたので、懲罰人事が発動しました。

そもそも鍵というのは、ビルメンにとって命の次に大事なものと言われてます。
なぜかと言うと、ビルを管理する上で、セキュリティ面というものはものすごく大事です。

そのセキュリティが信用されないとなると、そのビルに入居したいと思うテナントさんはいなくなります。

皆様が社長だったら、セキュリティ面が脆弱なビルに入居したいと思いますか?
思いませんよね。

それと設備員を抱えているビルメン会社からしても、マスターキーをなくす設備員は正直抱えたくないと思います。

なぜかと言うと、損害が半端じゃないからです。

先ほども言いましたが、マスターキー一本でビルの規模によっては、5000万ぐらいの損害が出てしまいます。

それとお金では買えない信用も失います。

それを2回連続でやってしまったある意味伝説の設備員は、懲罰人事として品質管理部の雑用部門に異動になりました。

これはどのような仕事をするかということ、もちろん本社勤務なので今までのようにユニフォームを着て点検や対応はできません。

スーツを着て、ひたすらコピーをしたり、資料をまとめたり、データを入力したり、頭を使うと言うよりか、ひたすら雑用業務を行う仕事です。

ちなみに懲罰人事なので、その場所からは異動になることはありません。
二度と鍵を持つビルメンや清掃、警備などの業務はできないということです。

その仕事がしたければ転職活動するしかありません。

なぜこのような事をしてしまったのか?

この方は、Iさんという方でかなりの面倒くさがりで、鍵の取り扱いに関して雑に扱ってました。

具体的には、鍵を警備さんから借りる時に、キーチェーンを使って体に括りつけなければいけないルールですが、Iさんは面倒くさいという理由で、キーチェーンにつけずに、そのまま鍵をポケットに入れて点検や対応などをしていました。

そんなことをしていれば、紛失するのも時間の問題です。

ビルメンの性格上、面倒くさいという性格は命取りとなります。

いくら面倒くさくても、鍵の取り扱いや、作業手順などは守らないと、いつか自分の身に降りかかってきます。

いつも私は言ってますが、ビルメンの業務は、プラスは無いですが、マイナスはあります。つまりミスをすると、一気にマイナスになります。

それを取り戻すには、資格を取得してプラス点を取るしかないですが、資格取得も時間がかかります。

なのですぐに挽回はできません。

ということはできるだけ、マイナスポイントを減らさないと、ビルメンとしては長生きできないことになります。

懲罰人事のような、転職せざるを得ない状況となります。

もちろんIさんの場合は、この面倒くさいと言う考えを、改めないとビルメンという仕事ができません。

この動画を聴いてる方で、極度の面倒くさがりと思っている方は、その性格を直さないと必ず痛い目にあいますので、注意してください。

まとめ

今回は、私が見てきた懲罰人事に関してご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
やはり人間は弱い生き物ですので、甘い誘惑に負けてしまったり、自らの悪い癖などがつい出てしまったりします。

しかしビルメンの仕事というのは、何度も言いますがプラスはないけどもマイナスはあります。

ということは、ミスをしない自分になっていかないといけません。

そのためには、常日頃「これは正しい作業手順なのか?」

っと自問自答しなければなりません。

この事を肝に銘じて、活動していきましょう。

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