皆さん、第三種冷凍機械責任者試験の勉強は順調でしょうか?
私は個人的な趣味で長い間、第三種冷凍機責任者の試験を見てきましたが、はっきりいってこの試験に合格するためには、正しい勉強法を行わないと、合格できない試験です!!

ですので、この記事では、
第三種冷凍機械責任者試験についての
難易度や勉強法
合格率や勉強時間
おすすめテキスト
そして、合格できる正しい勉強法を第一種冷凍機械責任者に合格した、私が少しでも皆様のお役に立ちたいという思いで、発信していきます。
もちろん、初めて試験を受ける方への勉強法なども書きましたので、ぜひぜひ読んでください。
第三種冷凍機械責任者試験の合格率と難易度について
この試験は年々難しくなっていると聞きますが、何度も言いますが、正しい勉強法さえできれば誰でも合格できます。
ちなみに、合格率で言うと、平均で35%ぐらいです。
この合格率は気にせず、やることをちゃんとやれば必ず合格できます!
第三種冷凍機械責任者試験の出題傾向について
この試験の出題傾向についてですが、この試験は問題の用語で引っ掛けてくるので、その用語に対して、引っかからなければ合格できます!
引っ掛けてくる問題のパターンさえ抑えてしまえば、それほど難しくありません。
大抵の受験生は、その出題傾向を理解せずに、ただがむしゃらに勉強して合格できないと言うパターンがほとんどです。
なので、勉強する時は過去問で、どの問題をどう引っ掛けてくるのか?
というのを分析しながら、解いていくことをお勧めします。
(関連記事)第三種冷凍機械責任者の冷凍サイクルや顕熱潜熱の違い熱交換器の動画をまとめました。
第三種冷凍機械責任者試験に合格できるたった二つの方法
この試験に合格するために必要なことが二つあります。
それは、モチベーションと勉強の習慣化です。
モチベーションさえあれば、継続して勉強を行うことができます。
そして継続して勉強を行うことができるということは、習慣化されます。
人間の脳科学上、21日間同じ行動すると、何も考えなくても行動できるようになれます。
私が実践している勉強法についての動画がございましたのでご紹介いたします。
何も考えずに行動できるようになるということは、勉強に対する苦痛がなくなるということです。
苦痛がなくなるということは、勉強が楽しくなります。
勉強が楽しくなるということは、試験に合格する可能性が大きく上がります。
ですので、勉強に対するモチベーションがものすごく大事になってきますし、そこさえ押さえちゃえば、必ず合格できます。
ですので、ぜひ実践してみてください。
勉強のモチベーション維持に大切なことについて
モチベーションを維持するために一番大切な事は、自分のモチベーションが無くなる原因を理解することが大事です。
そのモチベーションがなくなる原因に、大きく関わってくるのが、試験で最も大事なp-h線図を理解してるかどうかです。
というか三種冷凍機械責任者の試験は、p-h線図をちゃんと理解しているかどうかを聞かれている試験といっても過言ではありません。
ですのでこのp-h線図が合格の鍵になります!
なので、p-h線図をまずは理解しましょう。
ですがここで大きな問題発生いたします!!
それは、冷凍機に携わった経験の有無です。
冷凍機に携わった事があり、p-h線図を理解している人であれば、機器の特性などが「すう~っと」頭に入って来ると思います。
逆に冷凍機に携わった事が無い人からしたら、「圧縮機ってなんなんだぁぁぁぁぁ!!」っと取っつきにくいと思います。
そんな取っつきにくい人に、おすすめの勉強方法があります。
それは・・・!!!
とりあえず過去問を解くことです。
過去問を解いていく中で、最初は当然わからない問題だらけだと思います。
なので、わからない問題は、すぐに答えを見てください。
答えを見ても何も分からないと思いますが、全然大丈夫です!!
5回ぐらい同じ問題を、解いたらその問題に慣れると思います。
その問題に慣れたら、関連した問題も慣れてくると思いますので、まずは過去問に慣れるということが、初学者にとっては非常に大事です。
なので、とりあえず同じ問題を5回やってみてください!
取っつきにくいかどうかは、5回やってみてから、考えてください!
そして、過去問を解いていくうちに、機器の用語に慣れていくので、
慣れてきたら、こちらの初級冷凍テキストを読んで、機器の特性などを、理解してください。
こうすれば、初学者で取っつきにくい人も「すぅ~っと」頭に入って勉強できます。
ちなみにこの試験問題は、こちらの日本冷凍空調学会が出している 「SI による初級冷凍受験テキスト」に書かれている言葉で出題されます。
ですので、過去問以外のテキストを使用するのは、これで決まりです。
逆にこれ以外のテキストを使用するのは効率が悪いと言っても過言ではありません。
ちなみに、私も初学者の状態でスタートしました。そんな私もこのように勉強をしてきました。
この勉強法をしていけば、確実に一発合格できます。
ですので初学者の方が勉強する順番としては、
① とりあえず過去問で同じ問題を5回以上解いてみる。
ここが一番重要です!!何も考えずに、とりあえず行ってください。
やっているうちに、だんだんと乗ってきますので、まずは波に乗ることがものすごく大事です。
大抵の人は、波に乗れずに、諦めてしまって、だらだらと勉強して、試験日を向えて、合格できずに終わってしまうパターンがあります。
ですので最初の一歩が非常に大事になってきます。
②問題や機器の用語になれたら、初級冷凍テキスト一回読んでみる。
③これを理解しないと、合格できないという気持ちでp-h線図を徹底的に理解する。
④過去問で引っ掛けてくる問題を分析しながら解く。
⑤引っ掛けてくる問題のパターンを理解する。
以上が、初学者が一発合格するまでの道のりです。
第三種冷凍機械責任者試験の勉強時間について
個人差もありますが、初学者でしたら約70時間と考えます。
過去問10週をちゃんと理解すれば、必ず受かります。
問題数
法令 20問
保安管理技術 15問
第三種冷凍機械責任者試験の受かる勉強法は?
ここで、具体的に受かる勉強法を教えます。
何度も言いますが、この試験は紛らわしい用語をうまく使ったひっかけ問題で構成されてます。
なので、一問一問、問題と答えを確認して、どんな紛らわしい言葉でひっかけて来るか、よく分析して下さい。
分析して、大事な部分から優先的に覚えていく事がおすすめです。
なので、勉強する手順を説明すると
① 過去問の分析をする。
②ひっかけてくるパターンや言葉を覚える。
③過去問分析後に自分が問題にひっかからない為の予防策を考える。
④自分が出題者になるつもりで、どの言葉で引っ掛けるか考えてみる。
この、戦術で勉強していけば、モチベーションも保っていけると思います。
それと、過去に私が書いた記事でおすすめの勉強法の記事を書きました。
こちらも参考にしてください。
(関連記事)エネルギー管理士試験!過去問暗記だけで合格できるたった1つの方法とは?
第三種冷凍機械責任者試験勉強のオススメのテキストは?
私がおすすめする参考書は、電気書院発行の「第三種冷凍機械責任者模範解答集」です。
こちらの過去問は、何と言っても見やすいです。
試験問題問6年分収録されてますので、過去問を分析するのには十分です。
それと、解説が丁寧に行われてますので、お勧めします。
それとこちらの初級冷凍テキストさえあれば、合格できます。
さらに!!
通勤や通学のちょっとした隙間時間に参考書を広げて勉強したいけれども・・・満員電車などで参考書を広げられない・・
「時間が少し出来たから、さぁ勉強しよう」
と思ったら参考書が手元になかったり・・・
そんな時ないでしょうか?
そういう時は、スマホ一つで簡単に過去問を勉強できる方法があります。
それはこちらです。
このサイトがあれば、むしろ過去問の参考書がいらないぐらいのレベルです。
(おまけ)どうしても勉強時間が、取れないけど合格したいあなたへ!講習会へ行こう!!
どうしても勉強時間が取れないという方には、最短ルートで合格できる、超おすすめの方法があります。
それは、三種冷凍機械責任者の講習会に行くことです。
※もし、現段階でp-h線図を理解していて、伝熱工学の知識があるなら、第一種冷凍機械責任者の講習会へ行き、一気に第一種冷凍機械責任者を取得するのもありです!!
(関連記事)第三種冷凍機械責任者の知識があれば、確実に第一種冷凍機械責任者の試験に受かる方法教えます!!
三種冷凍機械責任者の講習会には検定試験があるのですが、その検定試験に受かれば、11月の資格試験は法令だけになります。
つまり、保安管理が免除になります。
法令だけでしたら、合格へのハードルがだいぶ下がります。
ちなみに、合格率は85%前後です。
勉強時間でいうと、個人差はありますが、30時間勉強すれば、合格します。
ですので、この方法をとってみてください。
ちなみに法令のみの試験でしたらこちらのテキストがおすすめです。
法令のみの試験といっても侮れません!!
なめてかかって、痛い目にあった人達を私は何人も見ています。
仮に法令一科目を落としてしまった場合、また一年後に法令のみを受けなければいけないというのも精神的苦痛になります。
会社の中で資格手当がある人にとっては、一年分の資格手当は大きいです。
仮に資格手当3000円だとしたら、
3000円×12ヶ月=36000円です!!
これはかなり大きいですね!!
ですので一発合格を狙いましょう。
確実に、受かるためにも是非こちらのテキストを使って合格してください。
検定試験に合格する方法について
この講習会の検定試験に受かるためには、必要なことが二つあります。
①講習会で使われるテキストを買うこと。
→この講習会で使うテキストは、「SIによる初級冷凍受験テキスト」を使用しますので
必ず最新バージョンを購入してください。
なぜかと言いますと、改版などされて、古いテキストでこの講習会の参加すると、講師が教えてくれるポイントのページと、自分の持ってるテキストのページが違くなってきます。
そうなると 、ポイントを聞き逃してしまい、検定試験に不利な状況になってしまいます。
ですので必ず最新バージョンのテキストで講習会に参加してください。
購入場所としては、 Amazon などのインターネットでも購入できますし、検定会場でも販売しています。
何度も言いますが、必ず最新バージョンの初級冷凍テキストを持参してください。
②講習会が始まったら、講師の先生が「ポイント」や「重要項目」などの何らかの表現で、検定試験に出てくる項目を教えてくれます。
そこを、線を引っ張ったり、マーカーなどで目印をつけます。
これをやらないと検定試験は確実に受からないです。
ですので、講習中の居眠りなどは厳禁です。
眠気防止のために、あめやガム、充分な睡眠をとって講習会に行きましょう。
検定は講習会場によって合格率が違う!?
ここだけの話ですが・・・講師の先生が持っている講習用のテキストに、検定試験に出てくる項目が書かれているようです。
その項目を、素直に教えくれる先生と、
そうでない先生がいるようです。
私が知っている情報では、神奈川の講師の先生は、素直に教えてくれる先生なので検定試験の合格率が高いと言われています。
逆に東京の講師の先生は、難しく教えてくれるようなので神奈川と比べると検定試験の合格率が低いと言われています。
ですので、東京と神奈川で迷ったら神奈川をお勧めします。
私も一度、神奈川でこの講習を受講しました。
その時の講師の先生の説明がものすごくわかりやすかったです。
検定試験では、先生が教えてくれたポイントのところでしか出ませんでした。
ですので、神奈川の講習をお勧めします。
検定合格後、保安管理免許の有効期限はあるか?
有効期限はないです。
あなたが、試験に合格するまで永久に、保安管理は免除になりますので、安心してください。
ですので、法令のみの受験で、何かトラブルなどがあり、受けれなかった場合や、うまくいかなかった場合でも、来年も法令のみの受験が可能です。
受かるまで永久に保安管理が免除になるのはいいですね。
講習会の概要について
日程 例年 2月頃と6月頃に開催されます。
申し込み期間 (H30年度の場合)
インターネットの場合 1/7 ~ 1/16(2月開催) 5/1 ~ 5/13(6月開催)
郵便振替の場合 1/7 ~ 1/15(2月開催) 5/1 ~ 5/11(6月開催)
受講料
一般申し込みの場合16,200円
インターネット申し込みの場合15,700円
こちらはあくまでも、2018年8月の情報です。
講習を検討している方は、こちらが最新情報ですので、参考にしてください。
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_a/course_refrig_safetymgr.html
最後に
いかがでしたでしょうか?
この試験は、モチベーションと過去問分析さえできれば、一発合格できる試験です。
諦めずに、ただひたすら紛らわしい用語を探すように勉強してください。
紛らわしい用語をまとめていくうちに、出題パターンが見えてくる時が来ます。
そこまで来たら、合格までかなり近いところにいます。
また、どうしても勉強する時間がない!!
けども、第三種冷凍機械責任者の資格が欲しい方は、ぜひぜひ講習会を受けてください。
受講するのに、お金をかかってしまいますが、勉強をする時間をお金で買うという気持ちで、合格までショートカットするの 一つの手だと思います。
皆さんの合格をお祈りしています。